要約
全国に身近な存在であるファミリーマートが、ただの買い物の場から、地域の子どもたちと家族が集い、つながる居場所へと変わりつつあることをご存じですか？その象徴的な取り組みのひとつが「ファミマこども食堂」。気軽に参加でき、楽しく学びながら交流できる場として、生まれた想いとともに詳しくご紹介します。
詳細
1. 誰もが参加しやすい“身近な居場所”をめざして
ファミリーマートは、2019年4月から「ファミマこども食堂」を全国の加盟店のイートインスペースでスタート。店舗近隣に住む子どもたちや保護者を対象に、1回あたり10名ほどの少人数で、親しみやすい価格設定（未就学児は無料、小学生は100円、中学生以上400円（税込））で食事と交流の時間を提供しています (ファミリーマート, ファミリーマート)。
また、定番メニューの他にセット内容は店舗によって異なり、アレルギー対応もされているため安心して参加できます (ファミリーマート)。
2. 食事だけでない！レジ体験など「学びと体験」の場
この場は食事だけでなく、レジ打ち体験や商品陳列、バックヤード見学など、子どもたちにとってわくわくする“お仕事体験”の場としても機能。参加者同士やスタッフとの自然なコミュニケーションも生まれます (musubie.org)。
3. コロナ禍を経て、新たな支援のカタチへ
2020年の新型コロナウイルス感染拡大により一時休止を余儀なくされたものの、2021年以降は「ファミマフードドライブ」や既存こども食堂への助成など、新しい支援の柱も並行して展開 (musubie.org)。
4. 地域とつながる、みんなでつくる場へ
「ファミマこども食堂」は2025年2月末までに約695回開催され、延べ約8,011名が参加しています (ファミリーマート)。参加者からは「また参加したい」「貴重な体験だった」といった声が寄せられ、満足度も非常に高いことが記録されています (ファミリーマート)。
5. コラボで学びを深める取り組みも多彩に
- **コカ・コーラ ジャパンとのコラボ（2025年4月）**では、「ペットボトルの一生すごろく」でリサイクルをゲーム形式で学び、エコバッグ作り体験も実施 (プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1｜PR TIMES)。
- **森永乳業とのコラボ（2025年7月〜）**では、紙芝居やクイズで栄養の学びや企業の歴史に触れ、キャラクターを考えるぬりえ体験で創造性も刺激 (ファミリーマート)。
6. 地域に根ざす支援の仕組みも整備
2025年度もファミリーマートとNPO「むすびえ」による「こども食堂スタート応援助成プログラム」を実施。希望する団体に対し、新規立ち上げに必要な費用をオンライン説明会とともにサポートしています (ファミリーマート)。
まとめ
コンビニだからこそ持つ“気軽さ”を活かして、子どもたちの居場所づくりや学びの場として進化し続ける「ファミマこども食堂」。食を通じた交流、体験を通じた学び、そして支援をつなぐ仕組み。この多面的な取り組みは、地域社会に豊かなつながりを育んでいます。ぜひ、地域に寄り添うファミリーマートの“あたたかな挑戦”を、ブログで伝えてみてくださいね。